ういたり、しずんだり、そしてまたうかんだり

ういたり、しずんだりして気がついたら数年。思いつくことやチャルーンサテイのことなどを書こうと思っています。

奈良へ、そしてあの場所へ

7月末から続いた大阪流浪のゲストハウスめぐり(こう書くと悲壮感が薄れていいな)、この日だけはどうしても大阪の宿がとれず、思い切って奈良に行くことに。天王寺では迷いに迷って、午後3時過ぎてようやく予約をし、それでも大和路快速に乗るため改札を通るところでまたかなり迷う。(あの抵抗感ってなんだったのだろう)

でもそうやってようやく奈良駅またどりつき、エレベーターで改札階へ降りたとたん、これはなんだ、大阪とはまったく空気がちがっている。まずあの重さがなくて、透き通っている。そしてここには人ひとりひとりのスペースがちゃんとあって、その間をかすかな風が通りぬけていくようだ。

ああ、来てよかった...と心から思った。